夫の不可解な言動①
前回から随分間が開いてしまった。
夫について全く書く気になれず…。
吐き出すために始めたブログだけど、夫のこと考えるだけで憂鬱だから。
先日久しぶりに一人で出かけられて、結婚前に働いてたとき大好きだったお店でお昼を食べたり買い物したりと気晴らしできたはずなのにどうにもスッキリしない。根本的に何も解決してないからね。心に錘がぶら下がっていたらいくら楽しいことがあっても気持ちが弾むかって、やっぱり難しい。
さて「夫の不可解な言動」について。
(不可解じゃない言動なんて多分ないんだけど)
夫は平気で嘘を付く人間なのだけれど、言っていることが嘘だとわかる相手にもなぜか嘘を付く。嘘というか「事実と異なること」かな。
夫と話していても全く意思疎通が図れず徒労に終わるので、連絡はLINEでしてくださいと頼んでいた。言った言わないになるのも嫌なので証拠を残すためにも。その頃夫が送ってくる内容はおおよそ私への恨み言で、自分がしたことは全部きれいに忘れて私にこんな酷いことを言われた、あんな酷いことをされたという誇張した内容だった。
夫が何か送ってくる。夫に私の言葉が通じないことはわかっているので、一言一句わかりやすく誤解のないよう、丁寧に否定する。
そのうち「LINEも無視するし」とか「返信もないし」とか送られてくる。
はてなでいっぱい。返信している。つまり無視もしてない。無視=肯定にされかねないし、なぜか被害者面してる人に侮辱されて黙っているわけにはいかない。
大体私が送ったLINEに「返信くれない」って返信してるの、おかしいって気付かない?
毎月食費を渡しているにも関わらず
「食費もくれない」とLINEが来る。
家で家族の前で毎食欠かさず食事を摂っているにも関わらず
「ご飯食べてない」だの「食事なし、ひどい」みたいな内容が送られてくる。
いやいや病気の時すら食事抜いたことなんて一度もないし、その食べてる食事の代金はどこから?食費受け取ってるから買えるんでしょ?どういうこと???
これが外部の人間…会社の人だとか、友人だとか事情を知らない人に向けて言うならわかる。
「食費をもらえない」「ご飯も食べさせてもらえない」……
本当ならなんて酷い奥さんだと、大いに同情されるだろう。
でも違う。夫が送っている相手は、夫の要求に応えている私だ。
「全部やっている」ことを知っていて証拠もある当の本人に、「〇〇してない」と事実でないことを訴えて、一体何になるのか?
全く理解できず、腹に据えかねて質問した。
「〇月〇日、請求されたレク代2万5千円と一緒に食費1万をお渡しし、あなたは受け取っています。何度も食費と言われ、その度にお渡しした旨を毎回返信していますが、返信がない・食費をもらっていないとはどういうことでしょうか?」
朝送ったこのLINEに夫が返信してきたのは次の日の昼。
「明日休みだから娘ちゃんも息子くんもクラブに入れなくて大丈夫です。送り迎えします」
は?
何これ?
私の質問はなかったかのようにスルー。ご機嫌取りなんだろう、送り迎えを申し出て(普段「やりたくないから」送り迎えは一切やっていない)終わり。
無視してるのはどっち?
つまり。
夫は私が食費を渡していること、LINEも無視せず返信していることはわかっている。
なので都合が悪くなると答えず、話を逸らす。
ではなぜ私がやっていないかのように全否定するのか?
「自分の100%望む通りになっていない」からだ。
LINEの返信内容も気に食わない、食費も少ない、好きな食事ができない。
だけどここが夫の狡猾なところで、決して「俺の望み通りにしろ」とは言わない。はっきり要求しない。自分がしてほしい通りに口に出したら、わがままな夫=自分が悪者になるから。
あくまでも自分は被害者で、私が加害者・悪者でなくてはならない。
自分の立場が守られなくなる、優位に立てなくなるものね。
だから具体的に「こうしろ」とは絶対に言わない。
本当に言いたいのは
「(俺の望むような)返信をしない(だからしろ)」
「(毎食外食できる額の)食費をくれない(だからよこせ)」
「(きちんとした)ご飯を食べてない(だから食べさせろ)」
ということなんだろうに。
夫が満足しなければ、私がしていることは全部していないことになるのだ。
すごいねぇ、何様なんだろう。
そうだ、モラ夫様でした。
私は夫に尽くして要求にすべて応えなければならないらしい。
現状を招いたのは自分の言動の結果で、原因は自分。なのに「今自分が置かれている状況」しか見えないから、「今俺は何もしてないのに妻がひどい仕打ちをする」となる。
応えてやったことすら「自分が満足したら」という基準で物事を量られマイナスにされるなんて、こちらからすればたまったものじゃない。
そもそも夫は付き合い始めたときから要求が過剰だった。
「〇〇してくれない」「〇〇してくれればいいのに」
何度そんな責められ方をしただろう。
「こぼしたら拭いて」に対しての返答が
「ちょちょっと拭いといてくれればいいじゃん」
ちょちょっとだから何?自分でやれ。自分の後始末くらい自分でしろ。
人にしてもらうことを当然のように要求し、それをしない私が悪いことにされる。
私の感覚では「〇〇してもらう」というのは相手の好意に感謝するときに使う言葉だと思っていた。「〇〇していただいてすみません」とか「〇〇してくれてありがとう」みたいな。
初めて「〇〇してくれればいいのに」と言われたとき、何でそんな自分勝手な言い草で私を責められるんだ?と頭が混乱した。
夫は交際中のメールでも誤字脱字がひどかったので日本語が不自由なんだと思っていたが、こういう発達だか自己愛だかモラ夫ならではの不可解な話し方をしているんだと最近気付いた。日本語なのに意味がわからなくて、ただモヤモヤと不快な気持ちが残る。
私の話はトーンポリシングで遮られ、自分が理解しようともしないのにまるで私がおかしなことを言っているかのように「意味がわからない」と一蹴されておしまい。
夫の「話し合おう」は「お前の話を聞きたいんじゃない、俺の望みを叶えろ」だった。
何度話し合っても後日また「話し合おう」と言う。いくら私が言葉を重ねても伝わらないはずだ。聞く気がない、自分の要求を通したいだけなんだから。
プロポーズされたとき、夫のセリフに引っかかった。
「みつたと結婚して、幸せになりたいです」
一般的なのは「幸せにします」では…?と思ったけれど、別に私だけ幸せにしてもらいたいなんて思ってなかったし、「一緒に」幸せになりたいということだと好意的に解釈してしまった。
けれど今思うと夫は「自分が」幸せになりたいと言っていたんだよね。
ただの願望の発表。
全部正直に言ったら誰も結婚しないもんね。
さすがだね、モラ夫。
意図的に言葉足らずなモラ夫語、普通の人にはわからんよ。
今夫は「みつたが俺を幸せにしてくれない」としか思ってないんだろうな。
自分は「真面目に仕事してるだけ」「普通に暮らしてるだけ」。
妻は自分の思い通りに生活させてくれない。
だから嘘も隠し事も必然で仕方ないことで、自分が責められる謂れはない。
幸せになりたいと言ったのに、幸せにしてくれない私が悪いのだ、夫にとっては。
疲れるねーほんと。