相手の言葉を「受け取らない」、という選択。
先日初めてツイートがバズった。
ほんと「旦那を子ども(長男)だと思って」とか言い出したの誰?
— みつた (@aB3oNKmr3xjYfjs) 2019年2月23日
私自立した成人男性と結婚したんですけど。なんで出来損ないを育て直さないといけないんだろ?そんな余裕も義務もないよ。
さーてこれから二人で人生設計していくぞーと思って隣見たら「バブー」って、お母さんの元に返すわ
(ツイ内容については後日改めて)
「バズる」の定義がわかんないけど、とにかくいいねが1万を超えたら初めてクソリプというものもたくさん来た。
全く傷付かなかった、と言ったら嘘になる。けれどそれよりもたくさんの共感や暖かいコメント、応援のメッセージをいただいてありがたいという気持ちの方が大きかったから、嬉しくて数日は全くバブ夫にイラつくこともなく何なら鼻歌しながら家事をこなせた。
励ましや優しいリプ・マシュマロなどくださった皆様、本当にありがとうございます。
とはいえ。
夫のことも私のことも何にも知らないくせに私を必死に侮辱しよう、貶めようとしてくるクソリプに対してギャフンと言わせてやりたいという醜い気持ちがあったのも事実で。
自分の思ったことを呟いただけなのに勝手に覗いて叩かれる筋合いはない。ましてやクソリパーに宛てた内容でもないのに、何なんだろうね彼らは。思い当たる節でも?
気にしないと思いつつ、受けた明確な悪意は澱のように時たま心を濁らせる。
それでも私はわりと運がいいと思って生きてきていて、いろいろ理由はあるけれど、その一つに「悩みの答えや道筋が何かの拍子で得られてどうにかできる場合が多い」(当社比)。
今回もね、私のためなのかなって(違う)マンガがあって。
それが「ぶっカフェ!」(作:小林ロク)。
ご存知Twitter上で4コママンガを掲載している「ツイ4」の人気マンガです。
ほのぼのハートフル仏教コメディで、4コマで読みやすいのに愛あり笑いあり涙ありな上にありがたい仏教の教えまで学べる本当にほんっとうに最高の作品なのでぜひ御一読いただきたい。4巻まで絶賛発売中です(ダイマ)。
昨日その最新刊(4巻)を読んでいて。その中の4コマ×2が私に救いをもたらしてくれたのです…以下概要&抜粋。
p.105「ホトケ流受け取り拒否」より
ある男がお釈迦様を訪ね、ありったけの悪口をぶつける。
お釈迦様は何も言い返すことはなく、男は勝ち誇り、弟子たちは憤るが。
お釈迦様は問う。
「もし君のもとへ 客人が来て
もてなした料理を客人が食べてくれなかった時
その食事は誰のものになるだろうか?
私は君の悪口を一つも受け取らない
だから全て君が受け取ることになるんだよ」
p.106「徒労しないスタイル」
「意に介さなければ相手は虚空に向かってあおり続ける図になるんだけどね…」
クソリプや悪口は無視するのが正解と言われがちだけれども。
でも「無視」だとあるものをないとみなす、ということだからクソリプ受け取っちゃってるんだよね。
だからここは「受け取り拒否」。一人でどうぞ虚空に向かってお話しください、って。
誰かに面と向かって暴言吐かれたことはないし今後クソリプ来ることもないと思うんだけど、心に留めておきたい。相手の言葉の受け取り拒否ができること、知ってるのと知らないのとじゃ全然心の軽さが違うもんね。
「ぶっカフェ」は他にも仏教の教えがいろいろ描かれていてとっても為になるのでオススメです。また登場人物がみんなやさしくて癒されるんだ……
ぜひ。
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